うちの猫たちは幸せだ。
茶トラと黒ネコ
2匹揃ってフカフカのベッドで
ゴロゴロ寝て起きて伸びをして
キャットタワーでも遊ぶ。
追いかけっこもするし喧嘩もする。
2匹くっついて寝ることも。
部屋の南の大きな掃き出し窓の前
ポカポカのお日様の光で
体を温めて
喉が渇いたら水を飲んで
小腹が空いたらカリカリをたべる
夜は飼い主と一緒の布団で眠り
飼い主の上に乗って甘えると
可愛いね〜
と、なでなでされて
飼い主の手に頭をすりすりし
ゴロゴロ喉もならして
ますます甘えられる。
別の部屋には犬もいる。
白くて大きくて鼻息が荒い子。
一緒に暮らすようになって
2年半くらいだろうか？
茶トラはだいぶ慣れてきたけど
黒ネコが犬に近寄ることはない
これから先
仲良くなってもいいし
ならなくてもいい。
猫たちの心は自由だ。
狭い世界しか知らないから
もっと広い世界に行きたいなんて
思いもしないだろうな。
狭い中で自由に生きてる。
ただ生きてる。
不満も知らない。
不安も知らない。
幸せとは？とか考えない。
黒ネコがチュールをもらっていても
茶トラは、黒ネコずるいとか思わない
食べたければ飼い主に甘えればいい
チュールをもらうために
茶トラは何の努力もしない。
甘えてももらえないときは
そうか、くれないのか
と、かんたんに諦める。
そのうち、チュールのことなど忘れて
いつもカリカリを食べ水を飲み
日常を送る。
努力も目標もなくていい
「猫に小判」
と同じくらい
「猫に努力」も「目標」も
なくていい。
そこにいてくれるだけで
飼い主を幸せにしてくれるのが猫
私たちは人間だから
猫そのものにはなれないけど
猫の要素は取り入れてもいいね
うちの猫たちは
将来への不安とか
誰かへの期待とか
自分を責めるとか
なーんにもしない。
そんな発想すらない。
人間も、ただ何も考えず
にゃんこのようになって
過ごす時間があったって
いいんじゃないかと私は
思うんだよね
明日晴れたら
日向ぼっこしてみると
なんかいいかもね？
